仮想化基盤のあれこれ

とあるIT企業でプリセールス所属だけどポストセールス(いわゆるデリバリー)を担当してます。VMware社製品が中心でしたがそれ以外にも手を広げ始めました。まぁクラウド時代なのでAWSとかAzureとかですね。

Horizonの新しいライセンス形態

こんにちは。Yos235です。

 

https://www.vmware.com/content/dam/digitalmarketing/vmware/en/pdf/products/horizon/vmw-horizon-subscription-feature-comparison.pdf

 

情報が錯綜していたHorizonライセンスですが、ようやく新しい比較表が出ました。

 

前回、このBlogで掲載していた時点と異なる点を確認しました。

yos235.hatenablog.com

 

1)Deployment

 ・Universalは、マルチクラウド展開が可能

 ・Standardは、オンプレミスかクラウドのいずれか一方のみ

 ・HorizonAppsStandardには、vSphereとvCenterが含まれていない

  (ちょっと謎なのは、no vSphereというのが選べるという点、矛盾してない?)

 ・Horizon Universalには、vSANが含まれている

 

2)Virtual Desktops and RDSH

 ・Horizon Standardは、Windowsデスクトップのみ

 ・Horizon Apps Standardは、InstantClone使えない

 ・Horizon Standardは、Linux-hosted Apps使えない

 ・Standardは、Windows10OSのVM-hosted Apps使えない

 

3)Management

 ・Standardは、app management使えない

  (Image Managementは使える…不勉強で申し訳ないが違いが判らんです)

 ・Standardは、Rest APIs使えない

 ・Horizon Apps Standardは、Help desk tool使えない

 ・Standardは、DEMEneterprise使えない(Standardのみ可)

 

4)User Access and Remote Experience

 ・Horizon Universalは、SessionColoaboration使える

 

 

 

・・・とまぁいろいろいあるのですが、まとめますと、

(1) Standardは機能制限が多々あるので要注意。

   注目は、Hybrid Deploymentができない、AppVol使えないところ。

   地味に気になったのは、HorizonAppsStandard では

   InstantCloneとHelpdeskTool使えないところですかね。

(2) HorizonUniversalにしかないものがある

   vSAN(オンプレ)がついてくる(Termでよくない?)

   Session collaboratonがついてくる(Teamsでよくない?)

   Saas Apps へのSSOがついてくる(Termだけついてない)

 

 

間違えて提案してしまうところが多発しそうな気がしますね…

 

今日は、この辺で。