仮想化基盤のあれこれ

とあるIT企業でプリセールス所属だけどポストセールス(いわゆるデリバリー)を担当してます。VMware社製品が中心でしたがそれ以外にも手を広げ始めました。まぁクラウド時代なのでAWSとかAzureとかですね。

TGWからオンプレ環境への経路広報数の上限が緩和

こんにちは、Yos235です。

 

モンスターハンター®を進めていくとG級が解放されますけど、
クラウドサービスにも上限が決まっているのと同じように(?)、
VMwareでいうと「構成の上限」を確認するってのがとても大事。

今回は、AWSの上限値(クォータ)に関するお話です。

 

VMware Cloud on AWSを使うとき、オンプレ環境と接続するには
DirectConnectを使用しますよね。

ふつうにデーターセンターとして使うだけなら、1つや2つ程度の
広いセグメントを広報すれば良いですが、マルチテナントというか
IaaS的にアプリ開発者(というかxxシステム毎)に経路を広報したい場合
まったくもって20じゃ足りないよ、ってなると思います。

4月のSDDCアップデートに合わせてなのかわかりませんが、
なんとその上限が解放されました(ぱちぱち)

 

docs.aws.amazon.com

 

今回の構成上、Transit Gatewayを介しているので、
「Number of prefixes per AWS Transit Gateway from AWS to on-premise
 on a transit virtual interface」の行を確認します。

「200 combined total for IPv4 and IPv6」ということで200になってます。

これ、英語サイト上だけの記載になっているので、日本語サイトの更新は
まだされてないっぽい(ドイツ語でも同じだった)んですが、
結構大事なアップデートなんですが、みんなそれほど困ってないのかな…

 

ま、とりあえず、私的には九死に一生なアップデートだったんで
よかったよかった、という感じです。

 

今日は、この辺で。