仮想化基盤のあれこれ

とあるIT企業でプリセールス所属だけどポストセールス(いわゆるデリバリー)を担当してます。VMware社製品が中心でしたがそれ以外にも手を広げ始めました。まぁクラウド時代なのでAWSとかAzureとかですね。

Teams最適化ツール

こんにちは。Yos235です。

 

コロナ禍でリモートワークが必須になってきて、

VDIシステム管理者が一番頭を悩ませてきたのは、

リモート会議のシステムかと思います。

 

リモート会議は、画像や音声をガンガン流しまくっているので

ネットワーク帯域はもちろんですが、CPU使用率の高騰も半端ないようです。

 

満を持して(?)提供されたのがTeams最適化ツールです。

techzone.vmware.com

 

音声や画像、画面共有などマルチメディア処理はローカルPC側で

やりとりさせる(オフロード)ことで、仮想デスクトップ側のCPU使用率を

さげてくれるというもの。

 

サポートされているHorizonバージョンは、

Horizon8(2020.7.23時点)Configuring Media Optimization for Microsoft Teams

Horizon7.13(2020.10.1時点)

Configuring Media Optimization for Microsoft Teams

になっています。

 

Horizon7だと、ブラウザでもサポートされていたり、RDS対応していたり、

Horizon8(2006)よりも進んでいるようです。7.13は8(2006)よりも

後でリリースされているので、ある意味では当然と言えます。

 

とはいえ、ローカルにオフロードするということは、クライアント端末側の

リソースもそれなりに必要ってことと、WindowsOSであることが必要なので

これからのサポート拡大に期待ですね。

 

今日は、この辺で。