仮想化基盤のあれこれ

とあるIT企業でプリセールス所属だけどポストセールス(いわゆるデリバリー)を担当してます。VMware社製品が中心でしたがそれ以外にも手を広げ始めました。まぁクラウド時代なのでAWSとかAzureとかですね。

たんすの活用法

 こんにちは、Yos235です。

 

パットさんはもう居ないのですが、あれって箪笥のことなんだよと噂のTanzuですが

訳あって勉強してみようかなと思い至りました。誰かが書いていましたが、サーバの

仮想化って何が嬉しいの?それっておいしいの?とWorkstationやGSXとかがあった

2002年頃には言われてましたが、いまやほとんどの企業が使ってるであろう技術として

普及した訳です。

 

いま売れているかどうか、ではなくて時代が変わるときに起きる事象であるならば

「わからないものがあれば理解しに行けばいい」という事だ。

(鬼滅は見ましたが、進撃は見てないです)

 

ということで先ずは「Webで検索!」の範囲で基礎知識を得ようってことでいざ出発。

 

一般的な理解はさておき(ググれば大体出てくることはこのブロクには不適切w)

コンテナの実行環境をvSphere上で作るには、NSX-TというかvDSが必要。

というのもコンテナ間通信をするためにNodeを跨ぐ場合にVXLANを使うから。

 

これまで(vSphere7.1より前)は、VCFとNSX-Tが必須だったようですが、

それが不要になったそうで、つまるところK8sの普及のための値下げ的な位置づけか

それとも開発用途にしてもらうための簡易版かのいずれかかなと思う。

 

まぁ将来的にはVMware Cloud on AWSか、AVS,GCVE,OCVSとかで使ってもらうのが

目標なのだろうけど、お高いですよねと言われる前にオンプレvSphereで勉強しようぜ

みたいなノリに見えるのだが、、

 

まぁ、インフラ技術者にTanzuって想像がしにくいところなので、それを分かりやすく

考えなくてよくする(中で勝手にやってくれてる)のが技術の進歩というものだから

いずれそうなっていくんだろうと思っている次第。

 

今日は日記みたいな思い付きをつらつらと書くだけになっていますが、

実践的なものを書けそうにないので、(勝手ながら)他のブログをご紹介。

https://www.netone.co.jp/knowledge-center/netone-blog/20210405-1/

https://www.netone.co.jp/knowledge-center/netone-blog/20201013-1/

https://japancatalog.dell.com/c/isg_blog_vmware_tanzu_02/

 

 

 そのほかの備忘録…

 vSphere with Tanzu Quick Start Guide V1a | VMware

Announcing VMware Tanzu Kubernetes Grid Support for VMware Cloud on AWS - VMware Cloud Community

VMware Tanzu Editions Comparison | VMware Tanzu

https://bosh.io/docs/problems/

GitHub - haproxytech/vmware-haproxy

 

最近人気のインスタンス

こんにちは、Yos235です。

 

WVDならAzureVMのどれがいい?みたいな話が最近多いのですが、

リージョンによっては選べないものもあるようです。

 

azure.microsoft.com

 

GPU付きのNVが東日本で使えない?という話がありまして

んなわけないでしょ、と思いつつ調べてみたら、

西日本リージョンは未だのようでした。

(EastとWestの読み間違いか?)

 

後であわてないように、ちゃんとチェックしておきましょう。

 

今日は、この辺で。

 

vSphere CLuster Servicesによるシャットダウンできない事象

こんにちは、Yos235です。

 

vSphere7u1から実装されたvCLSですが、

止めても止めても復活してくる仮想マシンのせいで

クラスタをシャットダウンできない事象でお困りの方々がちらほら…

 

vCenterに依存しすぎた仮想基盤は、多機能なvCenterが居ないとお困りになる。

なのでvCenter自身をHA構成化して堅牢化しよう!とチャレンジしたりしましたが

vCenterHA自身の動きがなかなかアレだったりして、やっぱvSphereHAでしょ!と

基本に立ち返ってみたりしてるSEさんも居ますよね…。

 

あとはvSAN環境だったりすると、そもそもvSANオブジェクトの監視を

vCenterが担っていたりとかしてるのに、vCenterがvSAN上に居るから

どっちから落としたらいいんでしょ?となったり、まぁ、その、アレですよね。

 

ということで新しい考え方が導入されたのがvCenter Cluster Services改め

vSphere Cluster Servicesなのであります(妄想含む)

 

 

https://kb.vmware.com/s/article/80472

vSphere Cluster Services (vCLS) in vSphere 7.0 Update 1 (80472)

詳しい動作は置いといて、vCLSという仮想マシン3つ(それ以下の時もアリ)が

自律的にDRSを操作したりする、というもの。とはいえ、それらも仮想マシンなので

vCenterが落とし上げをするという、、、機能分割により可用性がUPした、

という発想かと思います(妄想含む)

 

で、それをきちんと理解してないvSphere管理者が多々いると思われ、

落とそうにも落とせないという残念なことになっているようなので、

これ(KB)を見て、落とし方をマスターしましょう。

 

https://kb.vmware.com/s/article/70650

Using a built-in tool to perform simultaneous reboot of all hosts in the vSAN cluster (70650)

 

DCにおいてある、ということがどれだけ幸せなことかを実感できるかと思います(笑

 

#このあたりは今後仕様変更されてきそうな気がしますね、なんとなく。

 

今日は、この辺で。

 

リモート会議ツールにおけるメディアレンダリングとネットワークの話

こんにちは、Yos235です。

 

在宅ワーク環境を考える時に、

セキュリティを重視するならVDIなんだけど

ZoomやTeams会議をするなら最適化パック必須というのが

誰もが考える構成となっています。

 

ここ最近ではLinux用の最適化パックも登場してきており、

LinuxベースになっているThinClientでも利用できるようになってくるのではないかと。

 

 

support.zoom.us

 

VDI optimizationとしては、2パターンあるようです。

1)メディアレンダリングとネットワークをVDIから

2)メディアをクライアントにオフロードして、ネットワークはVDIから

3)メディアをクライアントにオフロードして、ネットワークもクライアントから

 

VDI環境側のCPU性能の問題なら、メディアオフロードの2でも3でも効果あり。

在宅ワークの場合か、もしくは企業の拠点からローカルブレークアウト構成でないと

ネットワーク的な最適化は得られないので、3はユースケースに依存するのではないかと。

 

何を目的に最適化したい、のかを考えてないと思ったようにはならないかなと思うので
試してみたいんだけど、環境が足りない。ウーム。

今日は、この辺で。

 

MSライセンス

こんにちは、Yos235です。

 

Microsoftライセンス条項って毎月変わる上に文字だらけでわかりにくいですよね。

 

正確な情報ではない、といいつつもわかりやすさ優先の資料として

以下のURLで公開されているので、まずはこれらを確認しましょう。

 

 

マイクロソフト コマーシャルライセンス 早わかりガイド

https://download.microsoft.com/download/A/2/8/A28985D6-78DE-41A4-B5EA-6FA0270D824B/LicenseQuickStartGuide.pdf

 

Windows Virtual Desktop ライセンスガイド

https://download.microsoft.com/download/1/9/5/1950150d-1d00-457e-9cfb-fb4839a00c36/WVD_License_Guide_rev1.0_Public_Edition.pdf

 

もうちょい整理しておきたいですが、また今度。

 

今日は、この辺で。

VMware Cloud on AWS と Azure VMware Solution と Google Cloud VMware Engine と Oracle Cloud VMware Solution

こんにちは、Yos235です。

 

リモートワークが当たり前になったせいもあり、

なぜか最近大阪とか名古屋などの西日本方面のお話が多くて。

 

(各社で名前がちょっとだけ違う)vSphereなクラウドサービスが
どこまで来ているかを確認してみました。

 

結果から言うと、現時点で大阪にもあるのがOracle Cloudのみ。

 

 

 

cloud.vmware.com

 

まずはVMware Cloud on AWS

東京とシンガポール、ソウル、ムンバイリージョンにあります。

大阪や香港は準備中。大阪リージョンが正式なリージョン化したのでまもなく?

 

azure.microsoft.com

 

AVSは、東京とシンガポール(3/5に追加されたばかり)

 

 

cloud.google.com

 

GCVEは、東京とシンガポール

NorthEastだと大阪とソウルが未だ。

香港や台湾、ジャカルタ、ムンバイにもリージョンは有ります。

 

 

www.oracle.com

 

OCVSは、なんとすべての商用リージョンで提供。

東京、大阪、ソウル、チュンチョン(ソウルから50kmくらい東にある)

インドならムンバイ、ハイデラバードとか。東南アジアには無いのですね。

 

今日は、この辺で。

WindowsOSのアップグレード

こんにちは、Yos235です。

 

Windows10を使っていると、春と秋の年2回のアップデートがあり

それに頭を悩ませる必要がありますが、Horizonで利用しているときの

BestPlacticeが以下のKBに記載されてます。

 

kb.vmware.com

 

・可能であれば新規インストールを(ですよね)

・HorizonAgentはアンインストールして、OSアップデート、

 Agentをインストールしなおす

 

という案内となっております。

ユーザ自身に面倒をみてもらう通称フルクローンだと、

このあたりはけっこう適当になりますよね…

 

それに、ここ最近のWindows10アップデートは、

1903、2004のようなフルアップデートと

1909、20H2のような段階的アップデートという2種類があり、

どうやら前者はWDDMWindows Display Driver Model)の

アップデート有無が影響しているようです。

 

HorizonもこのWDDM x.xに対応、というアナウンスが出ているし、

そもそも画面転送を担っているVDIという仕組み上、WDDMには

かなり影響されるものと想像されます。

 

なので、解釈としては、フルアップデートの時はOS再インストール、

段階的アップデートの時はしれっとパッチ適用みたいな流れでも

いいのかなとか(根拠なし)

まぁVDIなのでフローティングのマスタ更新に時間がかかっても良いので

メンテナンスにはしっかりと時間をかけて頂くのが理想かと思う次第。

 

今日は、この辺で。

 

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公式サイトの情報ではないですが、わかりやすかったのでご紹介 →

 

www.atmarkit.co.jp