クラウド時代のコンパチビリティ確認の重要性
こんにちは、Yos235です。
半年くらいプリセールスをお休みして実装案件に関わっています。
運用をするにあたって面倒なんだけど大事だなーと思うことが
コンパチビリティの確認といつどうやって追随していくか、です。
クラウド時代になってきてからは、コンソール側が勝手に上がっちゃう状況なので
有難くもアリ(とくにLOG4Jの時はホント楽ができましたね)面倒でもアリ…。
それを知ってか知らずか、MyVMware (いまはCustomerConnectです)と
連動するように進化してくれました。私のように記憶力が悪くてぐーたらな
人たち向けの便利機能なので、ぜひ設定をしましょう。
https://interopmatrix.vmware.com/ に行って比較したい製品を選んで【CHECK!】
このURLを保存しておくだけでも、すぐさま(製品名を記入することなく)戻れる
というのもあります。こんな感じ → Product Interoperability Matrix
画面中央、上に有る ☆ Add My Favorite List というリンクをクリックすると、
名前を付けて保存が出来ます。
とはいえ、この設定をするとhttps://interopmatrix.vmware.com/を開くと
Customer Connectへのログインを促されるようになるというデメリットも(汗)
最近のブラウザはパスワード保管を普通に使う用になってるんで不便でもないか。
アップデートの頻度が高い、クラウドサービスとクライアントアプリケーションは
クライアントが古いままなのに、クラウド側が上がってしまうことがあり、
クライアントも日々アップデートをし続けないといけないという。(めんどくさ)
私がよく見るHorion AzureとHorizon Clientの組み合わせでは、2110で段差が出来て
ここで大幅アップデートがあったな、というのがわかるんですが、クライアントが
2103とか2106だったりと、アップデートされてないなんて普通だと思うんですよね。
2106のGAはマウスオーバーすると表示されるのですが、HzCoAは2106と同時に出た
7/15なので、そのまま2110に上げるならクライアントを上げとかないといけない。
ちなみにHzCoAの場合は、HTMLAccessにするとPodのアップデートに合わせて
バージョンがあがる(あたりまえだけど)ので、最悪の事態(接続不可)においては
HTMLAccessに逃げてもらうという手も有りますので、ヘルプデスクはそれを案内。
オンプレ時代はユーザにお任せで、ずっと古いのを使ってることが多かったですが
今後はクライアントも日々アップデートが必須ってことですね。意識改めなきゃ。
今日はこの辺で。
HCXのアンダーレイ要件を確認する
こんにちは、Yos235です。
久しぶりにVDI以外の小ネタでも。
VMware Cloud on AWS とオンプレミス環境をつなぐためのHCXですが、
DirectConnectにFirewallが仕掛けられている場合に開ける必要がある
ポート番号は以下に整理されています。
これらのポートを開けているのはもちろんですが、
その他にも気を付ける前提事項が以下に記載があります。
アンダーレイ(もともとのネットワーク)側への要件があります。
気になるところといえば、VPNあるあるの「MTUサイズ」です。
hcx-overlay-req-2 Bandwidth, Loss and Latency, MTU
All underlays must comply with minimum parameters requirements for services to be supported at the minimum performance level. The minimum requirement applies to all network underlays and is provided in the next table
MTU configuration must be applied to the HCX Network Profile prior to deploying the HCX IX/WO appliances. If the MTU is changed on existing appliances, the appliances must be redeployed.
MTU settings between 1150 – 9000 are valid. HCX 4.2 or higher is required when configuring MTU lower than 1350. ★
MTUサイズを1350以下にするなら4.2以降が必要だとのこと。
ちょっと調べきれていないので、また今度。暇があって気が向けば、ですが…
今日はこの辺で。
AzureのGPU搭載モデルを動かす前にちょっと確認
こんにちは、Yos235です。
過去にこんな記事を書きました。
で、肝心なのはGPUが利用したいソフトに認定されているか、
という点なのですが、例えばAutodesk様。
こんな感じにCertifyしているようで、
NVv4(AMD Radeon Instinct MI25x)とか
NCasT4v3(NVIDIA Tesla T4)とかが対応しているかな、と検索、ポチっとな。
2022だと出てこないんで、2020にしてみた。
おお、たまたまかもしれないが、仲良くT4とMI25xが並んでますね。
めでたくどちらも対応して居る感はありますが、
T4はダウンロードリンクが無いのだがなんででしょ?と調べてみた。
どうやらAzurePortalからExtentionとしてインストールできるみたいです。
さらに気になったDocsが見つかったんですが、
NVIDIA Tesla (CUDA) ドライバー は
Windows Server 2019 か 2016 のみのようで、
Windows10にするなら NVIDIA GRID ドライバー を使え、という事みたいです。
今日は、この辺で。
Nested Hyper-V環境
こんにちは、Yos235です。
IT部門の方々は、NestedなHyper-V環境を使用したくなることがあるかと思います。
AVDを使用している場合にも、同じように使えるか調べてみました。
>入れ子になった仮想化は、Azure とオンプレミスの両方でサポートされています。
サポートされているらしい(めでたい)
とはいえ、以下の前提条件があるらしい。
>Intel プロセッサ (VT-x/EPT テクノロジ搭載)
> Hyper-V ホストは、Windows Server 2016 または Windows 10 以降であるる必要があります。
> VM 構成バージョン 8.0 以上
>AMD EPYC/Ryzen プロセッサ以降
> Hyper-V ホストは、Windows Server 2022 または Windows 11 以降である必要があります
> VM 構成バージョンが 10.0 以降
ACUがお得なAMD環境においては、Windows11が必要らしく…
Horizon Cloudは未だWindows11に対応していないらしいので、
Horizon&DAv4シリーズ&Win11は、”待ち”ですね。(ざんねんっ)
今日は、この辺で。
GPU搭載モデル、来ました!
こんにちは、Yos235です。
Horizon待望のGPU搭載AzureVMが拡充されました!
シリーズ名的には「a」がないですが、個別にはしっかり入ってます。
Standard_NV4as_v4 4 14 88 1/8 2 4 2/1,000
Standard_NV8as_v4 8 28 176 1/4 4 8 4/2,000
Standard_NV16as_v4 16 56 352 1/2 8 16 8/4,000
Standard_NV32as_v4 32 112 704 1 16 32
もうひとつはNVIDIA搭載モデル。T4とかついてて覚えにくい
(わかりやすい?)ですね。
Standard_NC4as_T4_v3 4 28 180 1 16 8 2 / 8000
Standard_NC8as_T4_v3 8 56 360 1 16 16 4/8,000
Standard_NC16as_T4_v3 16 110 360 1 16 32 8/8,000
Standard_NC64as_T4_v3 64 440 2880 4 64 32 8 / 32000
肝心なのは価格ですけど、比較してみますとこんな感じです。
(1時間・従量・OS無し、ストレージトランザクション含まず)
NC4as T4 v3¥81.974vCPU、28GiBメモリNVIDIA T4 GPU x1
NC8as T4 v3¥117.188vCPU、56GiBメモリNVIDIA T4 GPU x1
NC16as T4 v3¥187.6016vCPU、110GiBメモリNVIDIA T4 GPU x1
NC64as T4 v3¥678.2464vCPU、440GiBメモリNVIDIA T4 GPU x4
NV4as_v4¥39.024vCPU、14GiBメモリAMD Radeon Instinct MI25x1/8
NV8as_v4¥78.048vCPU、28GiBメモリAMD Radeon Instinct MI25x1/4
NV16as_v4¥155.9716vCPU、56GiBメモリAMD Radeon Instinct MI25x1/2
NV32as_v4¥312.0532vCPU、112GiBメモリAMD Radeon Instinct MI25x 1
これまで使えた最小(最安)がこちらでしたので、
NV12s v3¥182.4012vCPU、112GiBメモリNVIDIAM60x1
より身近になったなぁ、Teamsとかテレビ会議もこのインスタンスを
使いたくなりますよね、ってことでした。
今日は、この辺で。
みんな大好き(!?)NetworkDiagram
こんにちは、Yos235です。
いろいろと実装関係で忙しくて更新が滞ってました。
いや、ほんとここに書きたいくらいのネタには事欠かないくらい
毎日がフィーバーな状態でして(いまもなお…)
とあるところから、TCP443しか使えない場合でも
Horizon使えますよね?って聞かれたので、
使えなくは無いですけどお勧めしないですよ、とお伝え。
それでもなお、使えますよね!って念押しされるので(汗)
久しぶりにみんな大好き、NetworkDiagramを探してみました。
VMware Horizon Cloud Service on Microsoft Azure Network Ports Diagrams | VMware
そしたら、Horizon Azure版が出来上がってて(気づいてないだけかも)
いろいろとじっくりと見ていたのですが、UAGはともかくPodManagerって
何者なんだ?と思わないでもない。AppVolumesManagerも内包している割に
ログがほとんどないとか、ユーザでリブートしちゃだめだとか、
6か月起動してたら、”長期間”再起動してないから再起動するゾ、コラーって
怒られちゃったりだとか、いろいろと面倒な存在なんですよね。
いろいろと言いたいことがあるけどおさえておきますが、
もっと簡単に、ログが取れて、アラート出せて、対応ができるような
監視する仕組みを作り込んでほしいなぁ、という感じです。
そんなわけで、夜も昼も土日も無い状態で移行フェーズを乗り切るしかない
あとは若い衆で頑張れ、みたいな、「運用(チーム)でカバー」ってなってる
状態なのがホント辛い…。
では、この辺で。
まさかの機能アップデート(VMの電源On/Off)
こんにちは、Yos235です。
これ、知らなかったんですが、リモートから接続されたら、
AzureVMの電源を入れてくれる機能がAVDでも実装されたようです。
Azure利用におけるポイントは、「必要な時に、必要なだけお支払い」なので
この機能は必須というかHorizon陣営からすると当たり前でしたが、
実はAVDでは実装されてなかったという。MSさんからすればそれはもう…
ということで、新モデルが発表になったときに
「実は、前まではこれできませんでした!」という暴露話の一つかなと。
ちなみにOSシャットダウンして課金されない状態(割り当て解除)にするには
設定が必要なのでそれもご案内しときます。FAQ記載がこれだけですか…
にしてもAVDが熱いですな…
今日は、この辺で。