仮想化基盤のあれこれ

とあるIT企業でプリセールス所属だけどポストセールス(いわゆるデリバリー)を担当してます。VMware社製品が中心でしたがそれ以外にも手を広げ始めました。まぁクラウド時代なのでAWSとかAzureとかですね。

HCXのアンダーレイ要件を確認する

こんにちは、Yos235です。

 

久しぶりにVDI以外の小ネタでも。

 

VMware Cloud on AWS とオンプレミス環境をつなぐためのHCXですが、

DirectConnectにFirewallが仕掛けられている場合に開ける必要がある

ポート番号は以下に整理されています。

 

ports.esp.vmware.com

 

 

これらのポートを開けているのはもちろんですが、

その他にも気を付ける前提事項が以下に記載があります。

 

docs.vmware.com

 

アンダーレイ(もともとのネットワーク)側への要件があります。

気になるところといえば、VPNあるあるの「MTUサイズ」です。

 

hcx-overlay-req-2 Bandwidth, Loss and Latency, MTU

 

All underlays must comply with minimum parameters requirements for services to be supported at the minimum performance level. The minimum requirement applies to all network underlays and is provided in the next table

MTU configuration must be applied to the HCX Network Profile prior to deploying the HCX IX/WO appliances. If the MTU is changed on existing appliances, the appliances must be redeployed.

MTU settings between 1150 – 9000 are valid. HCX 4.2 or higher is required when configuring MTU lower than 1350. ★

 

MTUサイズを1350以下にするなら4.2以降が必要だとのこと。

 

ちょっと調べきれていないので、また今度。暇があって気が向けば、ですが…

 

今日はこの辺で。