仮想化基盤のあれこれ

とあるIT企業でプリセールス所属だけどポストセールス(いわゆるデリバリー)を担当してます。VMware社製品が中心でしたがそれ以外にも手を広げ始めました。まぁクラウド時代なのでAWSとかAzureとかですね。

VMConAWS上の仮想マシンの時刻同期先ってどうするよ

こんにちは、Yos235です。

 

「楽しい時間はなぜ早く過ぎるのか」というみんなが実感しつつも、疑問に思っていることありますよね。それって実は、心の時計を早送りする神経伝達物質が出るから、心の中のペースメーカーが早送りされるためらしいです。楽しいっていいですよね。

とはいえ、コンピューターからすると時刻が早回しされるのはいいんだけど、
遅れるとかも困るけど最悪なのは”戻る”という事象。

もしくはうるう秒といって1秒差し込まれる事象。うるう秒って
58秒、59秒、60秒、00秒、01秒 みたいな感じで入るようなのですが、
厳密には59.000、59.999、59.000、00.000と、一瞬もどるらしいのです。

 

このあたりを解決するためには、某社のお高い専用アプライアンスなどを利用して
良い感じに時間調整をしてくれるものを、お金があれば用意すべし!なのですが
AWSのAmazonTimeSyncサービスはこれらを良い感じに吸収してくれる仕組みがあり、
VMware Cloud on AWSだとこれを利用する、が常套手段となります。

 

で、この素敵なATSですが、いままではVPCだけにとどまっていたのですが、
先日(というか2022年11月10日リリースで)一般公開してくれたようです。

aws.amazon.com

> うるう秒が発生する場合は、UTC の正午から正午までの 24 時間に線形に分散し、
> うるう秒を追加または削除して平滑化することで、Amazon Time Sync Service が
> 自動的に対処します。

 

ここにあるとおり、良い感じに調整してくれるので、みんな利用さえてもらおうぜ!
というお知らせでした。

 

今日は、この辺で。