仮想化基盤のあれこれ

とあるIT企業でプリセールス所属だけどポストセールス(いわゆるデリバリー)を担当してます。VMware社製品が中心でしたがそれ以外にも手を広げ始めました。まぁクラウド時代なのでAWSとかAzureとかですね。

なんとセミナーに登壇することに

こんにちは。Yos235です。

 

2月に営業部へ異動してからというもの、

プロモーション的な活動にも参画することになりまして。

いままでとだいぶ経路もとい毛色の異なる仕事が増えてきました。

 

そんな中、オンラインセミナー講師をやるようにと指示を頂き、

お題は「VMware Cloud on AWS」の「Techinical Deep Dive」

 

オンプレミス環境を中心にvSphere仮想化技術を学んできた私には

クラウドサービスは得意では無いため、すぐさま各種調査に。

 

新しい技術というのは、わかりやすいセミナーが乱立する前、

つまり技術情報は難解なものを紐解いていう必要があるのですが、

VMware Cloud on AWS を勉強するにあたり一番ポイントになるのは

ネットワークの制約事項、つまりAWSネットワークを知ることです。

 

aws.amazon.com

 

ネットワーク無しでクラウドサービスの利用はできませんし、

クラウドサービスとはいえ、実体がないわけではありませんので、

ネットワークの何がどう仮想化(隠ぺい)されているかを押さえておく、

それが必要となります。

 

vCenterやvSphereの知識は、オンプレ環境(ほぼ)そのまま使えますので

そこはそんなに勉強しなくても大丈夫ですが、クラウドサービスならではの

拡張性や耐障害性がどのように実装されているかは、オンラインドキュメントを確認。

 

docs.vmware.com

 

・ホスト障害があれば即座に代替ホストが追加される

・vSAN構成なのでディスクサイジングには各種オーバーヘッドを勘案

・ホスト数計算には VMware Cloud Sizer を使いましょう

 

そうこうしている間に、新機能が次々と追加されるので

リリースノートを確認するのは必須です。

docs.vmware.com

 

少し前までできなかったことが実装され、進化を続けています。

技術者としてはうれしいけども、追いかけるのは大変。

みんなドキュメントはちゃんと読みましょう!(自戒を込めて)