仮想化基盤のあれこれ

とあるIT企業でプリセールス所属だけどポストセールス(いわゆるデリバリー)を担当してます。VMware社製品が中心でしたがそれ以外にも手を広げ始めました。まぁクラウド時代なのでAWSとかAzureとかですね。

セッションホストでのIP仮想化

こんにちは、Yos235です。

 

RDSとかRDSHとかWin10マルチセッションとかいろいろな名前で呼ばれる

1つのマシンを複数人で利用するという仕組みがあります。

 

共有しないといけないことがあって、生成するファイルの保存先を

セッションごとに分ける、であるとか行儀のよいWindowsアプリであれば

いい感じに回避してくれるようにはなりました。(2000年頃は、ねぇ…)

 

そんな中で一つ知らなかった機能がありました。

docs.microsoft.com

 

IPアドレスの仮想化です。1つのマシンなのでIPアドレスは一つですけど

アプリケーション側でIPアドレスをもとに何らかの判別をするような

システムがあったりすると、ハマる内容でした。

(これでVDI(RDSH)が不採用になった案件があったな・・・遠い目)

 

とはいえ、注意すべきは、以下2点。

・現時点でWindows Server 2022では未対応

・オンプレミス環境のみ

 

今日はこの辺で。