Azure NetApp Files の制限事項
こんにちは。Yos235です。
WVDを利用するにあたり、FSLogixの保管場所を確保する必要があります。
通常、ANF(AzureNetAppFiles)を使いましょう、という話になりますが、
ANFは4TBからの利用になるということで、意外と敷居が高いです。
性能が高い=ディスク容量を確保しているということになるのかなと
思いつつも、それは予測の範囲は出ません。
ANFを使おうと思ったとしても、制約事項はあるでしょう、ということで
調べてみました。
>1 つの "リージョン" で複数の Active Directory (AD) 接続をサポートしていません。
ってことは東日本リージョンでは、1ADドメインしか扱えないってこと???
・・・読み進めてみましょう。
> ただし、AD 接続が異なるリージョンにある場合に限り、1 つの "サブスクリプション" で複数の AD 接続を使用できます。
異なるリージョンにある場合に限り、ってことは西日本にAD接続があればOKってこと???それは現実的じゃないなぁ…
・・・さらに読み進めてみましょう。
>1 つのリージョンに複数の AD 接続が必要な場合は、別のサブスクリプションを使用してこれを行うことができます。
この文章だけ見れば、サブスクリプションを分ければ良い、と読めますね。
「異なるリージョンにある場合に限り」が前提となっているのか、この1文だけで成立するのかは??? うーん、日本語は難しい。
現実的な理解としては、「複数ADドメインがある場合は、
ドメイン毎にサブスクリプションを分けなさい」ということですね。
ということはドメイン毎に4TBのディスクを契約することになって、
そいつは使いにくいぞってことになるのかなって思いました。
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別のDocsを確認してみましょう。
この画像から確認すると、
「only one active directory can be joined to a single subscrpition.」とあるので
やっぱりサブスクリプションを分けないとダメなのは確実。
まぁ、Windowsドメインに参加しないとSMBファイル共有は出せないのは
ある意味当たり前なので、そりゃ1対1になりますね。
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各ドメイン間に双方向の信頼関係を結んでいる場合、
各ドメインアカウントでアクセスできるのか?という点。
やってみないと何とも言えないなぁ…。
中途半端ではありますが、
今日は、この辺で。